No,546
母性
胎動が止まってしまった。
腰痛の緩和と段々と重くなって来たお腹を支える為に、昨日は日中支え帯というものを腹帯に加えて締めて過ごしたのだった。
それが原因なのか、今朝からいつもの元気な動きがピタリと止んでしまったきり…。
何をしていても不安は増すばかりで、居てもたってもいられずに電話連絡を入れ、病院に駆け付けた。
こんな日に限って夫は仕事が劇的に忙しく、休日出勤を余儀なくされ不在。
一人、今にも爆発しそうな不安を抱えながら今か今かと呼ばれるのを待っている。
待合室の隣りの椅子には生まれたばかりの赤ちゃんを抱いた、自分と同じくらいの年のパパが。
反対側へ目をやれば、院内託児所の窓から小さな男の子が、車のおもちゃを片手にこちらの視線に気付いたようだ。
なんとも言い難い感情に突如襲われ、涙が溢れてきそうになった。
なんで、こんなことしてしまったのだろう。
悔やんでも悔やみきれない思いに押しつぶされそうになりながら、順調に行けば4か月後には私のもとにも彼らのような子供たちがやってきてくれるのだろうか、と思っていた。
半年前までは、こんな思いを抱くことなど考えられないことだった。それがどうしたことだろうか。今は、まだ誕生してもいない彼(彼女)の存在にこんなにも感情を揺るがす私。
診察での結果は異常なしだった。
動きがあまり感じられない不安は残るものの、取り敢えず彼(彼女)は生きていてくれているようだ。
待合室には先ほどにも増して、出産後の一か月検診で訪れたと思しきファミリーが、小さな小さな赤ちゃんとともにやってきていた。
心配するのが親の勤めか…。
何度もあってほしい出来事ではないけれと、自分のなかの思わぬ母性をしみじみと感じた。
腰痛の緩和と段々と重くなって来たお腹を支える為に、昨日は日中支え帯というものを腹帯に加えて締めて過ごしたのだった。
それが原因なのか、今朝からいつもの元気な動きがピタリと止んでしまったきり…。
何をしていても不安は増すばかりで、居てもたってもいられずに電話連絡を入れ、病院に駆け付けた。
こんな日に限って夫は仕事が劇的に忙しく、休日出勤を余儀なくされ不在。
一人、今にも爆発しそうな不安を抱えながら今か今かと呼ばれるのを待っている。
待合室の隣りの椅子には生まれたばかりの赤ちゃんを抱いた、自分と同じくらいの年のパパが。
反対側へ目をやれば、院内託児所の窓から小さな男の子が、車のおもちゃを片手にこちらの視線に気付いたようだ。
なんとも言い難い感情に突如襲われ、涙が溢れてきそうになった。
なんで、こんなことしてしまったのだろう。
悔やんでも悔やみきれない思いに押しつぶされそうになりながら、順調に行けば4か月後には私のもとにも彼らのような子供たちがやってきてくれるのだろうか、と思っていた。
半年前までは、こんな思いを抱くことなど考えられないことだった。それがどうしたことだろうか。今は、まだ誕生してもいない彼(彼女)の存在にこんなにも感情を揺るがす私。
診察での結果は異常なしだった。
動きがあまり感じられない不安は残るものの、取り敢えず彼(彼女)は生きていてくれているようだ。
待合室には先ほどにも増して、出産後の一か月検診で訪れたと思しきファミリーが、小さな小さな赤ちゃんとともにやってきていた。
心配するのが親の勤めか…。
何度もあってほしい出来事ではないけれと、自分のなかの思わぬ母性をしみじみと感じた。
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